ソリューション
自動溶接装置

ソリューション概要

    手作業の溶接作業をロボット2台で実現。1台はワーク搬送と組立て、もう1台は仮溶接と本溶接の機能を分担することで、タクトタイムを短縮。以前よりも生産数の増加・品質の一定化を図ることができ、無人化・自動化を実現しました。

ポイント

  • 組立て工程にて、ワークの状態(マーク有無、組立て方向)をビジョンで確認し、適切では無いワークをパレットに戻すロールバック機能。
  • 4種のハンドを利用し、異なる形状のワーク(材料、組立品、完成品、パレット)を1台の口ボットでハンドリングすることで省スペース化を実現。
  • 本溶接後にビジョンカメラで溶接状態を確認し、OK/NG品を管理。
  • 電極交換装置による電極棒を、設定した溶接回数毎に自動交換。
  • 供給・完成用パレットを段積みにすることで、長時間の連続運転が可能となりオペレータ不在の夜間に自動運転が可能。

ソリューション説明

溶接装置動作フロー

  1. 搬送ロボットがワーク用パレットを搬送。
  2. パレットより4種のワークを仮溶接ステージまで個々に搬送。内2種のワークは、ビジョン判定。
  3. プレス機にて組み上がったワークを押さえ込み、溶接ロボットで仮溶接。
  4. 仮溶接後のワークを本溶接ステージへ搬送。
  5. ワークへのバックシールドガスを注入し、本溶接を開始。
  6. 溶接完了後、ビジョン判定。その後、冷やし治具ステージ→完成用パレットに搬送。
  7. 必要に応じて電極を自動交換。
  8. 25個のワーク完了毎に、取出し口へ完成品パレットを搬送。

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